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教室の中は、授業中だろうと休み時間だろうと特に変化はない。先生がいてもいなくても彼らには関係ないのだ。 いつからか、私は彼らを視界から追いやるようになっていた。教科書に目を落とし、黒板だけを見上げた。彼らを注意しようという気にはなれなかった。注意すれば疎ましく思われるかもしれない。何かひどいことをされるかもしれない。そう考えると、何もせずに傍観している方がいいと思った。
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