プロローグ

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隣の席の鈴城雪乃はどんなときでも笑わない。 クラスのお調子者がはしゃいでも笑わないし、先生がギャグをしても笑わない。口元が動かない。 よくよく考えたら声もほとんど聞いたことないかもしれない。 クラスの皆は彼女のことをアイスガールと呼んでいる 彼女はそのことについても何も反応はしない。怒りもしない。 周りのやつからしたらさぞ不気味だったんだろう。 次第に彼女の周りには人が寄り付かなくなった
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