恋をいつでも突然に

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「調子乗ってんなよこらあ!」 今度は二人同時に襲いかかる。 しかしその女男は涼しい顔で少し両手を上げ何かの構えを取る。 「死ねや!」 しかし不良達はそんなのお構いなしに殴りかかった。 「ば~か♪」 すると不思議な事が起こった。 「ぬお!」 「ぐあ!」 不良二人が突然バランスを崩したのだ。 よく見ると女男のが不良二人の腕を片手ずつで崩している。 「キィア!」 気合いの入った掛け声が入ると不良が一人宙を舞った。 女男の蹴り上げがクリーンヒットしたのだ。 高く上げたせいでスカートの中のスパッツが見えた。 だが女男は気にしていないのか足を素早く下ろしすぐさまもう一人の不良にパンチを繰り出した。 「ゲハッ!」 横腹にモロに食らった不良はその場に転がり落ちた。 「ドサ」 同時に宙を舞った不良も地面に落下する。 声もでない所を見ると一瞬で気絶したようだ。
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