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「そんなのカッコいいからに決まってんじゃん」
「はあ?!」
何を言ってんだこいつは。
一歩間違えれば殴られていたのにかっこよさの為に見ているだけだったとは。
もうここまでくると感心してしまう。
「まあまあ終わった事はどうでもいいだろ」
そう言うと女男は公園の出口に向かう。
「おっとそういえば君名前は?」
「ああ、音無直木だ」
「そっか私は爽楓慈 真 (そうふうじ まこと)よろしく!」
そう言って爽楓慈さんは走り去っていた。
登場気にするぐらいならそこは名乗るほどの者じゃないですキリッ!ではないのだろうか。
とにかくこれが爽楓慈 真との初めての出会いだった。
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