プロローグ

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ここに来て、何度目かの深い眠りにつきかけた時だった。 疲れきった体全体が揺れている気がした。 気のせいだろうと初めは気にも止めなかったが、段々と揺れが大きくなり、地鳴りのような何かを削るような音も程なく聞こえてきた。 どちらも段々と大きくなっていく。 確実にこちらに向かって来ているようだった。
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