プロローグ

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彼女は不審には思ったが恐ろしくはなかった。 誰かが私を殺しにきたのだ、遅かったではないか。 そんな事をうっすらと考えていた程度の恐怖だった。 常人の鼓膜なら破れるのではないかと思うほどの破壊音と共に壁の一部がヒビ割れた。 ヒビはどんどん大きくなり、何かがはえてきた。
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