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前川邸に着くと、門のところに文机を出し、座布団の上に座っている、30~35歳ぐらいの男。
男は僕達に気づくと話しかけてきた。
?「君達も入隊試験を受けるのかい?」
入隊試験と聞き、僕達は精霊さんが言っていたことがわかった。
悠「どうする?」
幸「どうするもなにも…受けるに決まってんじゃん♪」
悠「だよな♪」
?「受けるのかい?なら、名を聞いてもいいかな?名簿に書かないといけないからね。」
悠「僕は桜梅悠紀(サクラバユキ)です。」
幸「僕は桜梅幸紀(サクラバユキ)です。」
?「2人共同じ名なのかい?」
悠.幸「僕達、双子の同名です♪字は違うけど。」
声をあわせて言う。
?2「似てると思っていましたが双子でしたか。」
先ほどこっちに向かってきていた眼鏡をかけた男が言った。
悠「失礼ですが…貴方達は?」
僕はもう誰だか大体わかっていたが怪しまれないよう、一応聞く。
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