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これがまた主人公なわけで...
「ぁ、お母さんにちゃんと言わなきゃね。」
走って家に帰る。
丘の上に家はある。
「ただいま!柴菜(しな)おばさん!」
「おかえり。未良。...お母さんに報告かい?」
大きく頷いた。
大きな部屋。
日当たりのいい場所にお母さんの写真が置いてあった。
未良は、それを丸く切りロケットペンダントに..
それをつけ、家の前にある石の前にきた。
「お母さん。...言いたいことがあるんだ。聞いてね?私..旅に出ることにした。なんか、張り切って小さい頃から、強くなるとかいって、つよくなっとよ?あのね?..蒼い月の真相を掴みたいんだ。いいよね?」
ペンダントに入れた写真をみる。
お母さんが微笑んでいた。
「だよね..お母さん。心配しないでね?だいじょーぶ!」
握り締めた手に力が入る。
「行ってくるね!お母さん!」
ー行ってらっしゃい。気を付けてね?ー
そんな声が聞こえた気がした。
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