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数日後、学園長から呼び出しを受けた。
京子「明日は朝7時半に学園長室に来てください。転入生を紹介します」
龍「転入生?」
京子「はい」
龍「わかりました。7時半ですね」
…………………………………………………………………………
翌日、7時20分に学園長室に行った。二つ名持ちの怠慢教師になろうと思った事もあるが、やはり約束の時間前に行くことにした。
コンコン
龍「金剛です」
京子「どうぞ」
龍「失礼します」
中に入ると、黒眼黒髪の少女が居た。
京子「早いですね」
龍「約束の時間前に来るのがルールですから」
京子「良い心掛けですね。彼女が転入生の如月渚(きさらぎなぎさ)さんです。渚さん、貴女が転入するクラスの担任の金剛龍先生です」
渚「如月です。よろしくお願いします」
龍「こちらこそよろしくお願いします。天然理心流如月道場か…」
渚「どうしてそれを?」
龍「金剛龍という名前に心当たりないか?」
渚「え?まさか無双流の?」
龍「そうだ。無双流剣術道場師範代の金剛龍だ」
渚「死んだはず…それに若いわ」
龍「説明は後だ。教室に行くぞ」
渚「はい」
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