97人が本棚に入れています
本棚に追加
教室まで行く間に転生したことを渚に説明した。鬼神帝のことは伏せたけど。
渚「そうだったんですか…」
龍「ここが教室だ。呼んだら入って来てくれ」
渚「はい」
ガラガラ
龍「席につけ!!」
男子生徒A「まだ時間前ですよ?」
キーンコーンカンカンカンカンカン
龍「何じゃこのチャイムは?」
男子生徒B「壊れてるんです。気にしないで下さい」
龍「そうか。出席取るぞ!!居ない奴は手を挙げろ!!」
女子生徒A「先生!!まじめにやってください!!」
龍「一度やってみたかったんだ!!全員居るな!!転入生を紹介する」
男子生徒C「女の子ですか?」
龍「自分で確かめろ!!入って来い!!」
ガラガラ
男子生徒「お~~~!!」
龍「転入生の如月渚だ。自己紹介しろ」
渚「如月渚です。よろしくお願いします」
「可愛い!!」
「結婚して!!」
「苛めて!!」
最後の奴、危ねーな(笑)
龍「よし、空いてる席に座ってくれ」
渚「はい」
龍「1時間目は闘技場に集合。如月の魔武器製作と使い魔召喚をやる。その間お前達は適当に相手を見つけて模擬戦やってろ。以上、連絡終わり。如月は俺についてこい」
……………………………………………………………………………
龍「どうしてこの世界に居る?」
渚「崖から落ちたと思ったら、この世界に居ました。通りがかったお爺さんとお婆さんが助けてくれて、保護者になってくれました」
龍「そうか…」
………………………………………………………………………………
龍「これが魔鉱石。魔武器を造る元になる」
渚「先生の魔武器は何ですか?」
龍「これだ」
ブラックロッドを呼び出した
渚「杖?」
龍「ただの杖じゃないぞ」
魔力を込めて、伸ばしたり形を変えたりした。
渚「まさか、ブラックロッド?」
龍「そうだ。俺は棒術や槍も少しやったからな」
龍「これに魔力を込めたら魔武器になる。渚の場合、多分刀になるだろうけどな」
渚「魔力ってどうやって込めるんですか?」
龍「魔力扱ったことは無いのか?」
渚「はい」
俺は渚の肩に手を置き、魔力を流した。
龍「何か感じるか?」
渚「何か暖かいものを感じます」
龍「それが魔力だ。今度は自分の中の魔力を探ってみろ」
最初のコメントを投稿しよう!