-アルバイト-

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ーー中々賛成できない、警戒心の強い私。 大切な友達だからこそ キャバクラのボーイとは付き合ってほしくないと思いました。 ーー友達なら 応援してあげるべきかもしれないけれど。 本当に恋をして、好きな人しか見えなくなるとやっぱり友達の助言なんかよりも好きな人に全力投球なのか。 ーーそんな感じで 恭子は翌年(17歳)に子供を授かり、テル君と結婚しました。 そんな中 私はデパ地下で毎日忙しく過ごしていた。 もうすっかり仕事も覚えて、自分の為に買いに来てくれるお客さんも増えた。 働くのが、楽しくて楽しくて、すごい充実した毎日だった。 それから、どんどん新人さんも入ってきて、今度は私が教える番になりました。 私自身、まだ人に教えるほど仕事できるわけでもなく。 ーそれでも 適当に教えるわけにはいかなくて。 自分の知ってるだけのことは、教えました。
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