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遅刻を逃れたルイ達は、教室に入ってから一気に脱力感が襲ってきた。
「はぁ~~。疲れたなぁ~」
リョウは、疲れて椅子にもたれている。
「間に合って良かった」
ルイは、ちょうど椅子に座った瞬間に鳴り出したチャイムに安心した。
「遅刻したら、母ちゃんに怒られるからな~」
リョウが腕を抱く仕草をして、震えてみせた。
「リョウくんの所は大変だね~」
ルイは、自分の親がリョウの両親ともし同じだったらと考え、リョウに同情した。
ガラガラガラガラッ
先生が、ドアを開けて入ってくる。皆は、自分の席に座って授業の用意をしている。
ルイとリョウも、いそいそと用意をしだす。
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