プロローグ

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私【リウ】と、 友人【ゆりっち】は、 小学校6年の後半にその存在を知った。 そう、きっかけは下校時間。 なぜだかは忘れてしまったけど、とにかく下校時間で一緒になったんだよね。 そこからたまに一緒に帰るようになって、最終的には中学に上がったと同時に毎日の登下校を共にした。 毎日騒がしかったよね。 思い返すと懐かしいや。 そんな私とゆりっちの共通点は色々ある。 まず初めに、太っていることが何よりの共通点だった。 そして太っている人なら多分わかると思いますが、とにかくいじめられる。 こればっかしは避けて通れる道ではなかった。 そして話していると楽しくなってくる。 そんな私たちにも、必ず真逆なことはあったよ。 ポジティブな私。 ネガティブな彼女。 これには長年苦労したな。 まぁ、結果的にはよかったけどね。 何だかんだで、私たちの厚いようで実は少し薄かったりする友情物語を話していこうと思います。
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