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「…ね、ウト…」
「だから…来年イタリアだから…「「なら着いていく!!」」え…?」
「俺らはウトの部下だ、ウトに着いていく!」
「退きませんよ!もう嫌なんです!」
「…二人とも…そこまでして…」
ガラッ
「きゃーww彼方様よ!」
「きゃー!蘭様もいらっしゃる!」
…来やがった…ナニシニキタ。
「ほぉ…ヨウサイ夫婦、転入生のお守りか?」
「っ…てめウ…「貴方には関係ありません、俺らが先生に言われて受けました。兎羽くんはお守りじゃなく友達です!!」
「…おい転入生。」
「黙れカス。」
「っ…てめ誰に向かって…!!!」
ビュン
何かが彼方の頬を掠め血が出る、ワイヤーだ。壁には小型ナイフが刺さっている
「…こいつらに何かしたら…お前を退学に追い詰めてやる…」
「ほぉ…この生徒会会長様に向かってその口…」
(…ワイヤー…?
「ほら、帰ってください。あんたは会長の仕事があるはず、こんな平凡モジャモジャキモいやつなんかと絡んでたら大変ですよ、まぁ僕はなにされても構いませんが…そうそう…僕は貴方たちは嫌いですよ。」
「…蘭、行くぞ。」
(見つけた…)
「あ、はい。」
(…WingRabbit、僕の兎…何年探したか…ま、今はまだ時間をやるかな)
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