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赤「…大丈夫か」
2人が消えた後俺を見て聞かれたから
?「ほっとけよ…あんたに関係無いだろ」
そう言って立ち上がろうとしたけど
?「痛ッ…」
身体に痛みが走って立ち上がる事は出来なかった。
赤「………」
スッ…
?「ほっとけよ…」
差し出された手を無視してそう言うと
赤「お前何で自殺したいんだ…」
そう言われて俺は
?「聞いてたのかよ…」
赤「……手間が省けるって言ってたろお前」
?「お前じゃねぇ…瀧川秀平って名前があるんだよ」
そう言って睨んでいた。
赤「……瀧川は何で自殺したいんだ」
秀「ハッ…いう意味あんの?あんたには絶対わかんねぇよ……家族を皆亡くした奴の気持ちなんか」
赤「………」
秀「俺はもう一人なんだ…だから死にたいんだよ…あんたにはわかんねぇだろ?俺は世界で一番不幸なんだ…」
そう言って意地で立ち上がって歩き出したら
赤「確かにわかんねぇな…」
そう言われたから立ち止まると
赤「そんなんで自分が一番不幸だとか言ってるガキの気持ちなんかな」
そう言われた。
秀「何だと?」
そう言って睨んだけど
赤「ガキの気持ちなんかわかんねぇつったんだよ…」
秀「テメェ!!!」
痛む身体を無理やり動かしてそいつに殴りかかったけど簡単に左に交わされて
ドスッ!
秀「グッ!!!」
その男の右のパンチを腹に食らっていた。
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