闇と光の狭間で

ジャッジメント

赤「本気で行きます…」

藤「来なさい…あんたの弱点教えてやるから」

その言葉が終わると同時に俺は沙耶さんの背後にまわって手刀を首にむけて放っていた。

赤(貰った！)

けど次の瞬間

ドスン！！！

赤「ッ！！！」

沙耶さんが放った後ろ回し蹴りを腹に食らっていた。

少し後ろに飛ばされた後で体制を立て直そうとした時には

ガシッ！

赤「くっ！」

沙「まだやる？」

一瞬で背後に回られて首に右手でヘッドロックを掛けられて左手で銃を抜こうとした手を抑えられていた。

赤「まだ負けてな…」

藤「このまま落としてもいいのよ？」

赤「………クソ」

首に力をかけられたから俺は負けを認めた。

藤「フッ…まだ時間はあるわよ、何回でもかかって来なさい」

そう言ってヘッドロックを外されたから

赤「わかりました…」

藤「ほら、来なさいよ」

そう言われたからまた訓練が始まった。