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ドスッ
?「ッ!」
バキッ
?「グフッ!」
クソ……何で俺がこんな目にあわなきゃいけないんだ。
「オイオイそんぐらいにしとけよ(笑)日本人だからってさ」
そう言って俺を殴る男に向かって英語で言ったのは金髪のアメリカ人。
「ハッ、関係ねぇだろ(笑)日本人の癖にぶつかって謝りもしねぇクソ野郎なんだから…よ!」
そう言って俺の腹を殴ったこいつもアメリカ人だった。
そのパンチを貰って俺はこの路地裏で膝をついた後、髪を片手で掴まれている。
そして俺の目を見て
「オイ、ジャパニーズ…ここはアメリカだぞ?日本人はとっとと出てけよ…分かったか?でないとここで殺すぜ」
そう言ってニヤニヤと笑いやがったから
?「ハッ…」
プッ!
ツバを顔にかけてやった後で
?「殺れるもんなら殺ってみろよ(笑)」
英語でそう言った後で
?「……自殺する手間が省けていいからな」
日本語でそう呟くと
「ジャパニーズのガキが!じゃあ死ねや!」
銃をそいつが俺の頭に突きつけたのを見て
やっと死ねるわ…。
そう思っていたけど
?「……やめろ」
そんな声が聞こえてその声の方を見ると
黒いコートを着た黒髪に茶髪のメッシュを入れた男がたっていた。
俺の
瀧川秀平の人生を変える事になる
赤田圭佑との出会いだった。
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