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「あっ?何だてめぇ、こいつの知り合いか?」
俺に銃を突きつけた男は銃を俺の頭から引いたが
「俺は今頭きてんだわ…だからここから消えろや」
そう言って黒いコートを着た男に銃を向けた。
けどその男は何も言わずに歩いて少しずつ俺達に近づいて
赤「……3回目は言わない…やめろ」
立ち止まってそう言ってその男を睨んだ。
この時のこの男の目は殺気が込められていた。
「ッ!、う、うるせぇ!クソ野郎が!」
そう言ってビビったその男が銃の引き金を引こうとしたが
「なっ!銃が!」
その男の手に銃は無く
赤「遅ぇんだよ…」
そう言って後ろで見ていたもう一人のアメリカ人の頭に男から奪った銃を突きつけていた。
?(いつの間に…全くわかんなかった)
俺がそう思っていたら
「ま、待ってくれ!わ、悪かったから殺さないでくれ!」
赤「黙れ…」
銃を突きつけられた男がそう言って叫んだがその男はそう言って黙らせた。
赤「まだやるか?」
「クッ…」
俺を殴った男はそう言って顔を強張らせていたが
赤「……」
何も言わずに睨んでいるその男の視線に耐えかねたのか
「わ、分かった!だから銃を降ろしてくれ!」
赤「さっさとそう言えやバカが…」
そんな会話をして銃を降ろしたらその2人のアメリカ人は走り出して逃げようとしたが
赤「忘れもんだ…」
そう言われて銃を投げ返されてから今度は本当に走って逃げた。
?(こいつ…何モンだよ)
俺はそう思っていた。
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