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あ、小説の邪道といえば、もう一個ありました。
自分自身を登場させることです。
ちび○子ちゃんみたいに、作者の過去を題材にするならいいんです。
でもねぇ、創世の神と対峙するダークヒーローを自分にしたり、稀代の名軍師を自分にしたりする人がたまにいたりいなかったりします。
ぶっちゃけ、やめたほうがいいです。
人間って自分に優しいですから、まず不幸にならないんですよ。
不幸だとしても、ラッキースケベだったりするんです。
いやぁ、あれは酷かった。
え、どの作品の話をしてるかって?
私の処女作の話ですよ。
もう、あれは酷いもんです。
我が処女作品「神越闘者」は、サブキャラのモチーフが私でした(当時高校一年生)
滅茶苦茶チートでしたよ。
もう極めつけは、数秒間の間だけ相手の五感の機能を失わせる。相手はいつの間にか死ぬ、なんて鬼畜な技を繰り出す始末。
そして、とうとう主役交代、物語の破綻。旧主人公沈没です。
要するに、主役が脇役に喰われるというやつですね。
ちなみに物語の内容は、主人公が神を創造した創世者の血を引き継いでいることに気づき、自分を見捨てた親を殴るためだけに強くならんとする物語のはずでした。
ごめんね、うわばみ君(神越闘者の主人公の名前)
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