小説はプロットが大事

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 では本格的なプロットに取り掛かりましょう。   と、いいましても種類があります。  箱書き、13フェイズ、起承転結、序破急……などなど。  まあ、後半の二つは誰もが知っているものですね。  小学校の時にやったものです。  まず箱書きです。  これは、起、承1、承2、承3、承4、承5、転、結。  といった感じで八分割したもの。  転って案外ちょっとでいいんですよ。  ほら転っていわばスパイスじゃないですか。  こういうのって少なめにしたほうが小説のテイストはよくなりますよ。  で、転のスパイスを堪能させてごちそうさま。  つまり相手を満足させたまま小説を結べるわけです。  スパイスが効きすぎると大変ですよ。  塩胡椒を少々入れる代わりにサドンデスソース(凄く辛いアイツ)をいれたものを想像してください。  鮭のホイル焼き+デスソース。目玉焼き+デスソース。カルパッチョ+デスソース……。  殺す気ですか!!!!  とまあ料理の話はそっちのけで13フェイズ。  日常、事件、決意、苦境、助け、成長、転換、試練、破滅、契機、対決、排除、終幕  という13の項目にストーリーをあてはめるだけのもの。  これら二つはわりとおススメです。
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