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歩いていくうちに、なんらかの変化があるだろうと思った。さきほど道が合流して、オジサンとおじいさんに出会ったように。いつまでも三人で行進なんてことはないだろう。
そしてその予想は意外と早く当たった。
「見て! あっちに道が見えるわ」
あたしは指差した。さっきと同じだった。両側に道が現れ、そこを歩く人。今度は七十歳ぐらいのおばあさんと中年のオバサンだった。
たぶんこの先、道は合流していているだろう。
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