冷たい情熱

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「妨害されています。 目視のみ可能です」 「ふうん。 やっぱりダメか」 「今のところ敵は、こちらの存在に気付いていないもよう」 「よし!チャンスだな」 「え?でもまだ、攻撃命令が・・・」 「構うもんかい!」 無精髭の男が、コンソールを操作し始める。 「ぶ・・・分隊長?」 「発射!」 メイン画面に、一瞬、激しい閃光が走り、次の瞬間、敵戦車が炎と煙りに包まれた。 「め・・・命中」 『何をしている! ボハーチェク軍曹、アバエフ二等兵!』
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