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シオン「しゃーねぇな…、リクは遅刻した罰として反省文10枚と授業きちんとを受けてなかった罰として課題の提出なー、期限は明日までだ」
リク「なん…だと…!?」
シオン「で、馬鹿はほっといて、説明はー…零で」
……普通、編入して来たばかりの俺に説明させるか?
零「はぁー…、使い魔召喚とは決められた魔法陣の中央に立ち、己の血を適量たらし、思い浮かんだ言葉を詠唱の代わりとして使用する。
血を使用するのは、血には最も多く魔力が含まれているからで、もし、複数の血を用いて使い魔召喚を行った場合、禁忌召喚として死神が現れる。
つまりは、禁忌召喚を行った場合、死神によって魂を刈り取られるということ。
使い魔にもランクがあり、初級、中級、上級、最上級、神級となっている。以上」
リク「す、すげぇ…」
カイ「流石だね、零」
クウ「ん……」
いっきに喋ったから疲れた…。
あー…、クウ、もふもふしたいなぁ…。
シオン「おー…、完璧だな。
んじゃ、早速始めるか。
まずはモブAからなー。
他の奴は魔武器精製する時用のチームを4~5人で作っとけ~」
シオンのぐだぐだな声と共に、使い魔召喚が始まった。
リク「チームはこの4人でいいか?」
零「いや、あと1人くr「零兄ー!!」……はぁ」
来ると分かっていても溜息が出てしまうのは何故だろう…。
零「他のモブと戯れてろよ…」
アキラ「えー!僕、零兄とがいいもん!」
もん!って可愛くねぇ…。
こんな風に育てた覚えは無いんだけどな…。
カイ「頑張って…零」
零「ナチュラルに心読むんじゃねぇよ」
シオン「……次ー、リク=ドラクニド」
俺が溜息を連発していると、いつの間にかリクの番まで使い魔召喚が進んでいた。
アキラ「頑張ってね!!」
零「適当に爆発しろ」
カイ「失敗はしないと思うけど…世界最強の馬鹿だからね、何が起きるか予測出来ないや…まあ、死なない程度に頑張って」
零「死んだら、骨を粉々にして海に捨てるくらいはしてやるよ、だから…」
零&カイ「逝ってこい」
リク「字が違うだろ!!!??」
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