第六話『不本意ですけど使い魔召喚です』

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シオン「しゃーねぇな…、リクは遅刻した罰として反省文10枚と授業きちんとを受けてなかった罰として課題の提出なー、期限は明日までだ」 リク「なん…だと…!?」 シオン「で、馬鹿はほっといて、説明はー…零で」 ……普通、編入して来たばかりの俺に説明させるか? 零「はぁー…、使い魔召喚とは決められた魔法陣の中央に立ち、己の血を適量たらし、思い浮かんだ言葉を詠唱の代わりとして使用する。 血を使用するのは、血には最も多く魔力が含まれているからで、もし、複数の血を用いて使い魔召喚を行った場合、禁忌召喚として死神が現れる。 つまりは、禁忌召喚を行った場合、死神によって魂を刈り取られるということ。 使い魔にもランクがあり、初級、中級、上級、最上級、神級となっている。以上」 リク「す、すげぇ…」 カイ「流石だね、零」 クウ「ん……」 いっきに喋ったから疲れた…。 あー…、クウ、もふもふしたいなぁ…。 シオン「おー…、完璧だな。 んじゃ、早速始めるか。 まずはモブAからなー。 他の奴は魔武器精製する時用のチームを4~5人で作っとけ~」 シオンのぐだぐだな声と共に、使い魔召喚が始まった。 リク「チームはこの4人でいいか?」 零「いや、あと1人くr「零兄ー!!」……はぁ」 来ると分かっていても溜息が出てしまうのは何故だろう…。 零「他のモブと戯れてろよ…」 アキラ「えー!僕、零兄とがいいもん!」 もん!って可愛くねぇ…。 こんな風に育てた覚えは無いんだけどな…。 カイ「頑張って…零」 零「ナチュラルに心読むんじゃねぇよ」 シオン「……次ー、リク=ドラクニド」 俺が溜息を連発していると、いつの間にかリクの番まで使い魔召喚が進んでいた。 アキラ「頑張ってね!!」 零「適当に爆発しろ」 カイ「失敗はしないと思うけど…世界最強の馬鹿だからね、何が起きるか予測出来ないや…まあ、死なない程度に頑張って」 零「死んだら、骨を粉々にして海に捨てるくらいはしてやるよ、だから…」 零&カイ「逝ってこい」 リク「字が違うだろ!!!??」
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