1話 始まりは5月から

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あれ? と言うことは、ここには僕の味方0? しかも気付いたら皆の視線が僕に向けてくる。 まるで空気を読めと言うように。 …………… …………… …………… 少し間を取って考えてみたが、 こりゃ無理に反論しても意味無いな。 仕方ない、諦めて先輩の話を聞こう。そう思い、僕はイスに座った。 「では気を取り直し、超能力は実在するか、皆で朝まで語り合いましょ~~~」 「いや、学校に残れるの6時までですからね」 どこかでパフパフパフ~と音が鳴ってたが、気にせずとりあえず一応南雲先輩にツッコミをいれといた。 「所で南雲先輩、超能力って何ですか?」 賛同したくせに知らないのかよ嵯峨野! でも実際僕も知らないから、人の事言えないけど。 「何だ嵯峨野、知らないのか? じゃあまずは超能力についてから解りやすく教えよう」 そしてまた南雲先輩はホワイトボードにマーカーで文字を書きはじめた。
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