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「嵯峨野さん、君が見た通り僕の能力じゃ君みたいな学生一人すら殺せないけど、怪我をおわせるくらいは出来るんだ」
「そ、それで私を結局どうするんですか?」
「来て早々悪いけど君には怪我をしてもらう。中十君だって仲間の傷ついた姿を見たら従うしかないと分かってくれるだろうしね」
「い、いや、ちょっとまっ……」
「問答無用」
そしてまた先輩はビームを放ってきた。
「わ、危な!!」
何とか私はビームを避けて逃げまわった。
「無駄だよ、僕は光線を打つだけじゃなく目も良い方だから狙った的は絶対逃がさない」
そして先輩は光線を私の足下に打ち、逃げ場を狭くさせていった。
ヤバイよヤバイよ!これはかなりのヤバさだよ!!
どっか逃げる場所、逃げる場所を探さないと!!
だがそんな私の考えを許さず、先輩はビームを次々と放っていく、別にそれほど痛くはないが火傷しそうな程熱い!
早くどこかに隠れなきゃ!
すると右側を向いたら大きな柱があった。
良かった!ここで少し隠れよう!!
私はすぐさま柱の後ろへと隠れた。
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