7人が本棚に入れています
本棚に追加
/125ページ
私は柱から少し顔を出して流沢先輩の様子を確かめた。
見たところまだこっちから近づくつもりは無さそうだ。
まあどうせそれも時間の問題かな?
ここでじっとしていればしびれを切らした先輩はこっちに来る、そこを狙って………!
そんなことを考えていた時、流沢先輩がビームを放ってきた。
おっと危ない!あと少しかわすのが遅かったら間違いなく顔に当たってた!!
ここは我慢だ、落ち着いて待っているんだ。
それからどれぐらい経ったろう?
ここには時計が無いから時間が分からない。
私的にはもう五分は経ってると思った。
その時、正面から足音が聞こえた。間違いない、流沢先輩がこちらに近づいてきた。
よし、計画どおりだ、流沢先輩が目からビームを出す前に自分の体を光らせて視力を奪う。
例え戦って気絶させられなくても先輩の目を見えない状態にしなければいけない。
チャンスは一度しかないか。
最初のコメントを投稿しよう!