2話 人間ライトは役に立ちますか?

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瞬間、私の周りが白く輝いた。 いや、私自身が光っているのだ。 よし、これで後は先輩をこの鏡で、 「だから何なんだい?」 え? すると髪に何か熱いものが当たった。 「あつっ!!!」 「甘いね、そんな猫だましみたいなオサで僕に勝てるとでも?」 く、さすがは流沢先輩。能力者の集団に入ってるだけあって、私みたいな子供が考えた作戦なんて通じないか……。 「じゃあ今度はこっちの番だね」 口を少し歪めた流沢先輩の目が光はじめた。 わ、マズ!! 何かで防がないと、と思っても今持ってるのは手鏡だけ。 しょうがない、どうせ役に立たなくても無いよりはマシだ。 私は手鏡を盾代わりにしてビームを防ぐことにした。 「ふ、哀れな女だ」 一瞬、流沢先輩の声が聴こえたのと同時にビームが発射された音が聴こえた。
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