🌃夢日記✨

12月⛄

その時私は可笑しなことに気付きました。

外装は、いつもと変わらないのに内装が左右逆になっていました。

まぁ、それはいいとして…

とにかく教室に行こうと止めていた足を動かすと、異臭がして顔をしかめました。

警鐘は更に強く強く鳴り響いた。

その時私は何となく教室でなにが起こっているのかわかっていた。

でも行かずにはいられなかった。

ついに教室の前まで来たとき窓から見えたのは、人？のようなウサギにも見える物体だった。

厳密に言うと人の形をしたウサギ、と言うのが正しいだろう。

天井まで届くかと思うような長い耳、赤くてつぶらな瞳、そして極めつけは、白くてふわふわとした毛だった。

そして、その人形ウサギは白い仕立てのいいスーツを着ていた。

否、白だったスーツ

その仕立てのいいスーツは所々深紅に染められていた。