母からの電話…

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スポーツ用品店に行ってグローブを見ていた。 「高いな…」 「ゆうくん、僕、これがいい!」 ともが店のすみにあった子供用の古いグローブを持ってきた。 値段は…1980円… 「よし、これなら…!」 グローブを買って公園に行った。 「ゆうくん、早く早くぅ♪」 この公園は前に3人でパンを食べた公園だ…。 「とも投げるぞ!」 僕はゆっくりとボールを投げた。 「ゆうくん、遅いよ~?(笑)」 「おぉ?じゃ、もっと早く投げるぞ~?」 ともとキャッチボールなんて初めてだ。 なかなか上手く投げ返してくる。 「ゆうくん、僕野球選手になるぅ♪」 ともが言った。 キャッチボールしたのが嬉しかったんだろう。 しばらくキャッチボールをして、パン屋さんでパンを買って、おまけにパンの耳をもらった。 「あれー?みひろちゃんは?」 店員のお姉ちゃんが話しかけてきたけど、僕達は何も言わずに店を出た。
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