水仙

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ですが、少年にその思いをこめて眼差しをむけても、少年が気づくことはありませんでした。 少年の目は常に彼女ではない別のものに向けられていたのです。 ある日、家の庭に珍しい薔薇が咲きました。その日もあの少年は来ており、少女は少年と一緒に薔薇を見ようと思い、少年を探しました。
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