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~古い知り合いその後~
「ダーク…別れよう…」
「リシェ!?」
「あの男に見つかった以上、もう逃げられないから…」
「どういう意味だ?」
「そのままの意味だよ…またあの闇の中に引き戻されるから…」
「どんな手段を使ってでも守ると言っただろう?」
「ダーク…」
「リシェがあの男と義父に何をされて、何をさせられてたか、俺もGも知っている…あの男が再びリシェの前に姿を表すのも予測していた」
「じいやにも知られてた…」
「あぁ…事実を知ったとき、俺もGもどんな手段を使ってでもリシェを守ると決めたんだ」
「じいやも…?」
「Gにとっては、リシェもアンジェもケインも孫みたいなものだからな…特にリシェは最年少で身体が弱いから溺愛に近いな」
「知られたら軽蔑されると思ってた…」
「そんなことは有り得ない」
「うん…」
「だから、何があっても、あの男がどんなに汚い手を使っても、俺とGで守るから心配するな」
「っ…うん…」
「もう別れるなんて言わないな?」
「言わない…ごめんなさい…」
「まったく…今度同じ様なことになったらお仕置きだからな?」
「うん…」
暗い~(*´∀`)♪
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