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真っ黒子1【火神】
「っつ~やっぱこの時間の電車は満席だよな・・・ん?あれって」
吊革を掴んで電車に乗っていたら優先席に座っている黒子を見つけ近づく
「あれ?火神君も同じ電車だったんですか」
読んでいた本をから目を上げて俺を見る
「お前・・・そこ優先席ってのだろ?」
「火神君が知ってるなんて以外ですね。あっ火神君も座りますか?」
「いや座らねぇよ!てか何でんな優雅に座ってんだよ」
「え?だって・・・誰も座ってませんでしたから」
と微笑む黒子
「いや立てよ黒子」
「でも座ってない席に座らないのは・・・おかしいでしょ?」
と言って先ほど読んでいた本にまた目を通す黒子
しかし確実に不機嫌にさせたってのは分かった
黒子が電車を降りる際に
「アメリカには優先席なんてあまり意味が無いと聞いたのに」
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