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親友
「その任務は簡単にいうと、強盗を捕まえるのだ。
だが、厄介なことに、その強盗というのがまた切れ者でな。なかなか警察には捕まえられん。しかし、警察は我らの存在を知らん。だから………」
「だから、私は、強盗を捕まえるのではなく、警察にばれないように警察に捕まえさせなくてはならないというわけですね?」
と、私は曾我先生に言った。
「そのとおりだ。あと、このミッションは難しいだろうから、ムリなら辞退してもかまわん。もし引き受けてくれるなら、仲間をあと2人までなら増やしてもいいからな。」
「まさか。辞退なんてしませんよ。」
そう言ってかすかに微笑んだあと、仲間を見つけるべく、私は部屋を出た。
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