若い女
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母は随分と前から寝込んでいた 家事も手に付かず、家は荒れ放題だった。 父は家に帰ってこなくなった たまに帰ってくると見たことのない服を着ていて、真新しい腕時計をしていた。 お洒落に疎い父がお洒落になっていた。 母も私も妹も、父に女が居る事を分かっていた。 家に帰ってくるならそれでいい ご飯が食べれるならそれでいい 母は父を甘く見過ぎていた。
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