第一章、自己アピールは大事

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ギャーギャー喚くナツキちゃんを華麗にヌルーしながらハヤトクンに近付き、 「そいや!」 脳天直撃チョップを繰り出した。 脳天直撃チョップとは言葉の通り脳天に痛烈なチョップを直撃させる俺の必殺技の一つだ。 「いだぁっ!!」 「い、いきなりなにするんですか!?」 「俺の右手が勝手に……クッ、俺の右手に宿る鬼がまた暴走を………」 「ふざけないでください!!」 「(´・ω・)ショボン」 厨二でなんとか誤魔化そうとしたけど無理ですた。 チョップした理由? リューシさん似の美少女を腕にくっつけていたリア充を攻撃するのに何か問題でも? まぁハヤトクンが起きたから結果オーライ! 「な、なんだ…?俺は何を……「お早う、ハヤトクン」!?」 いやーイケメンの台詞に被せるのって楽しいね! だって身構えるんだもん! 「誰だ、お前は……」 「俺か…?俺はこの世界の闇、【アラストル】…… 総ての負の感情の総称、とでも言っておこうか……?」 「はいはい、厨二病ワロス」 なん……だと……? どうやらハヤトクンには通用するみたいだ、ナツキちゃんは解らないみたいだが。
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