プロローグ、これからだってのに

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いつの間にか目が覚めていて、いつの間にかただ総てが白い空間に立っていた。 もしや、ここが死後の世界というものか? 「もしや転生フラグですかー?そしたら俺は異世界でハーレム主?うは、テラバロス」 かなり虚しくなった。 独りだけでふざけてもそれは単にイタいだけで、ナンセンスだ。 どうでもいいが独りという漢字で合っているハズだ。 だって俺以外に誰もいないもの。 「暇だなー……これからどうしよっかなー…… そうだ、ハレ晴レユカイを踊ろうそうしよう」 俺は自分でハレ晴レユカイを歌いながら、ある日暇だったから覚えた振り付けを踊り出した。 「おっおきぃな夢、夢、好きでしょ?」 最後にS🌕S団団長の決めポーズをとりフィニッシュ。 俺の胸には清々しいものでいっぱいだった。 『……なにをしとるんや君は』 「どぅわ!?」 いきなり声をかけられ恥ずかしさと驚きから派手に転ぶ。 起き上がりながら声の主を確認すると、いつの間にか金髪で古代ローマ?の様なローブ?を羽織ったイケメンが居た。 やっべ、ぶっとばしたくなってきた。
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