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「なに笑ってんだ?気持ち悪い……」
『い、いやな?
今までの人間やったらふざけんなって殴ってきたり泣いたりするんやけど、キミみたいな人間は初めてや』
神は目に溜まった涙を指で拭いながらそう言う。
その姿もサマになっていてまた殴りたくなったのは秘密だ。
俺はこの時、ある計算式紛いの物が頭に浮かんだ。
普通なら驚くか泣く→が、俺はそんな事しなかった。
イコール、俺は普通じゃない。
………ちっくしょう!
とりあえず神に何故か持っていた輪ゴム398個を一気に当てる事で事無きを得た。
『あいたぁっ!!』
そろそろ黙れよ。
「いやもうほんとそういうのいいんで、そのリアクション飽きたんで。
もう尺ねーし読者様も『亀進行乙』とか言ってるだろーしはよ本題言えや」
『話反らしてんのはキミやろ!?
まったく……で、ワイはキミという人が気に入ったんや』
「え、キモ」
『……泣いてもええんか…?
……話戻すけど、気に入ったからキミの願いをいっこだけ聞いちゃるわ』
え、mjdk?うはktkr。
何にしよっかなー。
………うし、やっぱこれだよな。
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