177人が本棚に入れています
本棚に追加
/87ページ
国立召喚士育成学校生徒会長
それはこの学校での最強という称号だ
その座につく現生徒会長。
名前は風馬迅(フウマジン)属性は風
成績も良く、顔も整っている。
少し長めの深緑の髪に同じように深い緑色をした目
これなら、人気があるのも頷ける。
しかし、彼が生徒会長という座についている理由はもっと他にある。
それは彼の使い魔だ。
巨鳥ガルダ
六大聖獣であり、風属性の頂点に立つ
相性の良い、氷属性の使い魔であっても、相当な威力の氷の技しか効かないのだ。
ガルダを倒せるのは、氷属性の六大聖獣、フェンリルだけだとも言われている
福村「まあ、緊張するかもしれんが、落ち着いてやれよ」
先生はそう言うが、初めのやつらは緊張のためか、足が震えている。
そりゃそうだ。学校最強と言われる生徒会長が見ているんだ。
どんな風に評価されるか気になるのだろう
結子「ね、ねぇ、勝。私はな、何が出るノカナ?」
あの結子でさえこの様子だ。
勝「落ち着けって。あと、しゃべり方が変だぞ」
結子「せ、生徒会長が見てるのよ! 緊張くらいするわよ! そういうあんたはどうなのよ」
勝「全く気にならんな。使い魔召喚なんか、自分を信じてやるだけだ」
人の評価なんか気にしても、出てくる使い魔はかわらねえしな。
結子「あんたらしいわね」
勝「そりゃどうもですよ」
最初のコメントを投稿しよう!