始まりの時

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国立召喚士育成学校生徒会長 それはこの学校での最強という称号だ その座につく現生徒会長。 名前は風馬迅(フウマジン)属性は風 成績も良く、顔も整っている。 少し長めの深緑の髪に同じように深い緑色をした目 これなら、人気があるのも頷ける。 しかし、彼が生徒会長という座についている理由はもっと他にある。 それは彼の使い魔だ。 巨鳥ガルダ 六大聖獣であり、風属性の頂点に立つ 相性の良い、氷属性の使い魔であっても、相当な威力の氷の技しか効かないのだ。 ガルダを倒せるのは、氷属性の六大聖獣、フェンリルだけだとも言われている 福村「まあ、緊張するかもしれんが、落ち着いてやれよ」 先生はそう言うが、初めのやつらは緊張のためか、足が震えている。 そりゃそうだ。学校最強と言われる生徒会長が見ているんだ。 どんな風に評価されるか気になるのだろう 結子「ね、ねぇ、勝。私はな、何が出るノカナ?」 あの結子でさえこの様子だ。 勝「落ち着けって。あと、しゃべり方が変だぞ」 結子「せ、生徒会長が見てるのよ! 緊張くらいするわよ! そういうあんたはどうなのよ」 勝「全く気にならんな。使い魔召喚なんか、自分を信じてやるだけだ」 人の評価なんか気にしても、出てくる使い魔はかわらねえしな。 結子「あんたらしいわね」 勝「そりゃどうもですよ」
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