一章

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ナルシー「では、これから授業を始めマス!全員壁際によってくだサイ」 言われたとうりに、俺たちは壁際まで下がった いったい何をするのだろうか? おそらく、クラスの皆が思っていることだろう 首をかしげているやつが結構いるな ナルシー「では………平井サン!前に出てきてくだサイ」 名簿を見ていたナルシー先生が、突然結子の名前を呼んだ 私?と言いたそうな顔をしていた結子だが、ナルシー先生に手招きされ、おずおずと前に出た もちろん、使い魔のスノウも一緒である ナルシー「では、平井サン。あなたはいまから、ワタシと戦ってもらいマス。よろしいデスカ?」 え?戦う?結子がナルシー先生と? 結子も急に言われて驚いたのか、少し慌てている 結子「せ、先生?何故、私なのでしょうか?」 ナルシー「平井サンはクラスで唯一の最上級デス。生徒の見本となるには、十分なのデスヨ」 なるほど。といった顔で納得した結子 てか、最上級ってあいつだけなんだな。 改めてすごいと思うぜ なみに、ヒナタは俺の上で昼寝中です ヒュ~、相変わらずのマイペースだぜぇ…… ナルシー「では、平井サン。使い魔を元の形態に戻してくだサイ」 結子「あ、はい!スノウ、いくよ!」 スノウ「ギャウ!」 結子の掛け声とともに、スノウが光に包まれる スノウ「グァァァァ!!」 次の瞬間には、召喚時に現れたブリザードワイバーンの姿に戻ったスノウの姿があった ナルシー「さすがデスネ。やはり、あなたは優秀な生徒デス!」 結子を褒め称えるナルシー先生 褒められたのが満更でもないのか、えへへへと結子は笑って見せた ナルシー「では、ワタシもデスネ」 そういえば、ナルシー先生つ使い魔が見当たらない どこだ? すると、ナルシー先生はポケットに手をいれたのだ ん?ポケット?それほど小さいのか? ナルシー「これがワタシの使い魔。フレアデス!」 そう言って出したのは、手のひらサイズのトカゲのような生き物 なんだありゃ? ナルシー「それではフレア。いくデスヨ!」 ナルシー先生は使い魔を上に飛ばす 何故投げた!? ツッコミそうになったのだが、上空に上げられたトカゲが光だしたので、なんとか抑えたのであった
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