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ナルシー「では、これから授業を始めマス!全員壁際によってくだサイ」
言われたとうりに、俺たちは壁際まで下がった
いったい何をするのだろうか?
おそらく、クラスの皆が思っていることだろう
首をかしげているやつが結構いるな
ナルシー「では………平井サン!前に出てきてくだサイ」
名簿を見ていたナルシー先生が、突然結子の名前を呼んだ
私?と言いたそうな顔をしていた結子だが、ナルシー先生に手招きされ、おずおずと前に出た
もちろん、使い魔のスノウも一緒である
ナルシー「では、平井サン。あなたはいまから、ワタシと戦ってもらいマス。よろしいデスカ?」
え?戦う?結子がナルシー先生と?
結子も急に言われて驚いたのか、少し慌てている
結子「せ、先生?何故、私なのでしょうか?」
ナルシー「平井サンはクラスで唯一の最上級デス。生徒の見本となるには、十分なのデスヨ」
なるほど。といった顔で納得した結子
てか、最上級ってあいつだけなんだな。
改めてすごいと思うぜ
なみに、ヒナタは俺の上で昼寝中です
ヒュ~、相変わらずのマイペースだぜぇ……
ナルシー「では、平井サン。使い魔を元の形態に戻してくだサイ」
結子「あ、はい!スノウ、いくよ!」
スノウ「ギャウ!」
結子の掛け声とともに、スノウが光に包まれる
スノウ「グァァァァ!!」
次の瞬間には、召喚時に現れたブリザードワイバーンの姿に戻ったスノウの姿があった
ナルシー「さすがデスネ。やはり、あなたは優秀な生徒デス!」
結子を褒め称えるナルシー先生
褒められたのが満更でもないのか、えへへへと結子は笑って見せた
ナルシー「では、ワタシもデスネ」
そういえば、ナルシー先生つ使い魔が見当たらない
どこだ?
すると、ナルシー先生はポケットに手をいれたのだ
ん?ポケット?それほど小さいのか?
ナルシー「これがワタシの使い魔。フレアデス!」
そう言って出したのは、手のひらサイズのトカゲのような生き物
なんだありゃ?
ナルシー「それではフレア。いくデスヨ!」
ナルシー先生は使い魔を上に飛ばす
何故投げた!?
ツッコミそうになったのだが、上空に上げられたトカゲが光だしたので、なんとか抑えたのであった
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