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忠邦「あぁ。あいつは今、ここにはいないよ」
え?いない?
勝「どういうことだ?」
忠邦「俺の使い魔は、下が好きなんだよ。だから、呼ばないと出てこないんだ。ま、今から呼ぶから少し待っててくれ」
忠邦はそう言うと、爪先を地面に三回、トントントンと音を鳴らして打った
ムクッ
すると、丁度忠邦の真横の地面が盛り上がった
ッパァッ!
?「キシャァァァ」
忠邦「こいつが俺の使い魔。モグリートのフウだ。よろしく頼む」
腕や足はなく、ニョロニョロと動くフウ
色は茶色で、胴の真ん中は太く、尻尾の方は細い
勝「忠邦は土属性なんだな」
忠邦「まぁな。それじゃ、今日はフウ共々、よらしく頼んだ」
勝「おう!こっちこそよろしく!」
ヒナタ「ピィピィ!」
フウ「…………」
忠邦「ん?フウ、どうしたんだ?」
何故かヒナタを見たフウは一瞬、少し伏せたような体勢をとった
おかしいな。ランクはこっちの方が下なんだが………
俺の気のせいか?
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