一章

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勝「………強いな。あの二人」 忠邦「だろ?見習いたいもんだぜ」 結子たちがステージから降りる姿を見ながら呟く 勝「でも、やる気は出たぜ!」 あの結子が料理ができない結子があれだけできるんだ!俺にだって可能なはずだ! 忠邦「次は俺達だな。速く行こう」 勝「ん?あ、そうだな」 俺が意気込んでいると、忠邦から声がかかる どうやら、ナルシー先生に呼ばれたみたいだな ステージへ上がる。そこで待っていたのは………… 河野「チェッ、女の子じゃねぇのかよ。たく、やる気でねぇぜ」 西野田「いや、模擬戦なんだから、もうちょっと頑張ろうよ。零斗」 先日、福村先生授業で、変態発言をかました男子と、緑のマフラーをした男子がいた 河野「だいたい、俺は女の子と組みたかったんだぜ?何で直生なの?」 西野田「いや、何でって………授業のあれが原因だと思うよ?」 河野「せめて、対戦相手が女の子だったらなぁ…………」 西野田「仕方がないよ。くじだもの」 河野「ラッキースケベでお胸にタッチが………グヘヘ」 西野田「よしわかった。お前は死んどけ」 確か…………マフラーしてんのが西野田で、変態が河野だったっけか? 西野田「だいたい、零斗が初日に女子更衣室を覗きに僕を連れ出すから、僕まで変態のレッテルを貼られてるんだよ!?ちょっとは自重してよね!」 西野田………お前は苦労してるんな………… 河野「分かってるよ。今度はバレねぇようにしてやるからよ………オレガナ」 西野田「行かないからね!てかいうか、今、怖いこといったよね!?」 河野に対して、叫び続ける西野田。なんて、哀れな…………
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