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西野田「ホントに!ありがとう!こっちもなかなか集まらなくて困ってたんだよ」
勝「そりゃよかったぜ。俺達もあと2人でさ。まぁ、これからチームなんだし頑張ろうぜ!」
西野田「よろしくね。ほら、零斗も」
と、西野田は隣で立ち尽くしたまま喋らない河野の方を向く
河野「…………何故だ………」
勝「ん?どうした?」
河野「何故女子じゃないんだぁぁ!!」
え?ちょいまち
こいつはなんで叫んでんの?
いきなり叫んだ河野に周囲のやつらも驚く
河野「おい直生!なんで女子が来ないんだよ!」
西野田「零斗落ち着いてって。あれだけやって話し掛けてくる女子がいたらそれは痴女かおか◯だよ」
詰め寄ってくる河野をなだめようとする直生
いや、西野田よ。そのなだめかたもどうかと思うのだが………
河野「くそぉ…………神は俺が嫌いなのかよぉ………」
西野田「少なくとも女子には嫌われてるからね」
床に手をついて、すっかり落ち込んでしまっている河野
そんな河野の背中を西野田はよしよしと足で擦っている
いや、何してんだよ西野田
結子「ちょっと、まだ集まってないの?」
すると、結子が少しイラつきながらこっちにきた
どうやら、もう一人の女子の方はOKだったみたいだな
勝「いや、誘ったのは誘ったんだが……河野のやつが………」
河野「河野です。これからはチーム同士、仲良くしてください」
いつの間に移動していたのか、河野が結子の前で片膝をついていた
え?見えなかったんだけど?
河野「つきましてはこれから一緒にお茶でも…………」
そこまでいった河野は顔を上げると、結子のある部分を見てこう言った
河野「………ふん、貧乳か。間違えグベラッ!!??」
河野…………結子にそれは禁句だぜ………
あいつはもう終わったな
結子「ごめんなさい。よく聞こえなかったのよ。もう一回いってくれるかしら?」
教室を氷らせながら、結子はゆっくりと河野に近づいていく
もちろん目は笑っていない
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