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始まりの時
?「ついに来たか…」
とある世界、とある場所にそう呟く少年がいた
?「ここを卒業すれば、俺も立派な召喚士に…」
彼の名は東畑 勝(ヒガシハタショウ)
この春、目の前に建つ国立召喚士育成学校の生徒となる
?「よく言うわね。ギリギリで合格したくせに」
勝「おい、結子。いくら幼なじみでも、それは言っちゃダメだろうが」
彼女の名は平井 結子(ヒライユイコ)。少年、勝と長年の付き合いがある
結子「本当のことでしょ。ほら、さっさと行くわよ」
勝「お、おい!?まだ心の準備が!?」
結子「十分待たせて、まだそんなこといってんの!?あんたが遅いと遅刻するのよ!」
そう言って、先に学校へ向かって行く
…もう少し、可愛げがあればいいのにな…
結子の顔はかなり整っている。
本来、腰の長さまである水色の髪はポニーテールにしている。
身長も166cmと女子の中でも高い方であろう
胸は……今後に期たiブスッ!!
勝「ぬおぉぉぉぉぉぉ!?目が!目がぁぁ!?結子!何すんだよ!?」
結子「余計なこと考えてるからよ!ほら、さっさと行く!」
そこには、幼なじみに目潰しを決めた結子
こいつは人の考えが分かるのかよ…
まだ視界がぼやける俺を、結子は引っ張って行く
俺…この先大丈夫かな…
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