二章

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忠邦「それじゃ、俺から。俺は村本忠邦。属性は土。使い魔はモグリートのフウだ。気軽に忠邦と呼んでくれ。今後とも宜しく頼む」 河野「ん?使い魔はどうしたんだ?見たところ、いないみたいだが……」 忠邦の周りのどこにも使い魔がいないことが気になったようで、河野が聞く 俺と忠邦以外のやつもうんうんと頷いている 忠邦「あぁ、フウは普段地中にいるんだよ。必要になったら呼ぶ」 河野「なら納得。んじゃ、次俺ね。俺は河野零斗(カワノレイト)だ。属性は忠邦と同じ土で、使い魔はラクーンのエラス。林野さんは気軽に零斗って呼んでくれ」 エラス「ガウッ!」 河野の足元でエラスが元気よくほえる 相変わらずの性格は気にしないでおこう いちいちツッコんでたら疲れるだけ…… 西野田「え?じゃぁ、僕は?」 …………いるんですね 河野「んじゃ、林野さん!次いってみよぉ!」 西野田「無視はやめてぇ!」 西野田が叫ぶも、結局河野は取り合わず、そのまま林野さんの紹介に入った 林野「えっと、林野澪(ハヤシノミオ)です。属性は水。使い魔はシースネークのミアです。澪って呼んでください」 ミア「シャァァ!」 自己紹介が終わると同時に、ミアが澪の制服の中から出てくる 河野「おい!そこの蛇!なんと羨ましい!俺と変わ」ドガッ! 河野が倒れた ……は?何があった? 見ると、河野が立っていたその後ろ 直径30cmくらいはある石を降りおろしている西野田がいた 西野田「…………僕もキレたら怒るんだよ?」 いやいや、それもう殺人レベルだからね? 殺りすぎちゃってるからね? 柳瀬「……柳瀬真太。属性水。……使い魔はタルートスのワグナ。………真太でいい。よろしく」 あ、この状況でも続けちゃうんだね 未だに倒れている河野は皆無視なんだね
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