二章

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勝「で、どうする?あいつら抜きで始めるのか?」 忠邦「……まぁ、仕方ないな。あの二人は抜きで始めるか」 やれやれといった顔で忠邦が呆れる 結子「それで?作戦っていうからには、何か考えがあるの?」 忠邦「まぁ、それなりにはな。それよりこのサバイバルのことで、もう一度確認しておく。まず食料だが、これは日数分の保存食とある程度の水が配られるらしい」 澪「え?何で水はある程度なの?」 忠邦「荷物になるっていうのと、あとは生徒の自給自足に任せるといったところだな。だが、これは問題ない」 勝「なんかあんのか?」 気になったので聞いてみた。自給自足しなくちゃならんのに、何で問題ないんだ? 忠邦「分からないのか?うちには水属性の澪がいるからだ」 あぁ、なるほど。確かに、そうだな。 だが、そうなると、水属性のやつがいないところは結構不利なんじゃないのか? 澪「えへへ。そう言えばそうだね♪」 澪が嬉しそうに笑う そのさいに、その大きな二つの山が揺れたことは黙っておこう やべ、これじゃ河野と同じだ 河野「ぶぇっくしゅん!」 直生「………風邪?」 河野「いや、これはどっかの美少女が俺の噂をしているな……グヘヘ」 直生「その場合だと、悪い噂だと思うんだけど………ていうか、何でまた僕を連れてきたの?」 河野「そりゃぁ、見つかった時の犠牲……………ゴホンッ、何でもない」 直生「今、犠牲って言った!」 河野「ちょっ、声でかいって!ロッカーの中ってすぐにばれちまうよ!」 「あれ?ここから声が……」 河野、直生「「あ‥」 ((これダメだな)) 勝「(あいつらの悲鳴が聞こえたのは気のせいか?)」
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