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忠邦「あと、保存食で物足りないなら、森の動物でも狩ることだな。血抜きやら解体やらは自己責任だが」
そりゃ、ちょっと気が引けるなぁ……
なれているやつなら分かるが、初心者がやってどうこうできるもんじゃないぞ
勝「一応聞くけど、この中で解体とかの作業ができるやついるか?」
スッ
俺が念のため聞いてみると、意外なことに真太が手を挙げた
真太「………そういうのは慣れている……」
忠邦「まぁ、昔から山籠りとかしてたもんな。お前」
………見た目に反してなかなかワイルドな少年だったんですね
身長やら性格やらを考えてみても、とてもそうとは思えないんだが……
ジャキッ!
突如、首に鉛筆が押し付けられる
真太「………身長のことは考えるな……いいな?」
おもいっきり首を縦に振る
え?なにこの子、超怖い
忠邦「真太は隠密行動とか情報収集が得意でな。この資料も真太が作ってくれたんだ」
結子「あら、なかなかやるじゃん」
勝「そりゃぁ、すげぇじゃねぇか!」
だから、お願いします。その鉛筆を下ろしてくれませんかね?
そんな祈りが通じたのか、真太は鉛筆を離してくれた
よかった、助か
真太「………次は無いぞ‥」ボソッ
………った訳じゃないんですね。やだ、めっちゃ怖い
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