二章

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結子「それじゃ、誰からいくの?」 結子が呟く。本人も気になるところなのだろう 忠邦「それじゃ、言い出しっぺの俺からだな」 忠邦は爪先で床をトントンと鳴らした すると、すぐにそこからフウが顔を出しす ………どうでもい…よくないか。ここ、教室だぞ?穴開けて大丈夫なのか? 忠邦「フウの能力は【センスサウンド】まぁ、簡単に言うと、物音に敏感になるって言うもんだな」 忠邦の隣でフウがシャアシャア鳴いている あ、穴が広がってる 結子「なるほど。だから、不意討ちは大丈夫なのね」 どうやら、結子も納得したようだ。 ………おい、フウ。穴が、穴がヤバイことに…… 澪「へ~、すごいねぇ~。じゃぁ、私も。ミアの能力は【ミミクリー】だよ。周りの自然に擬態できるんだよ」 へぇ、擬態か。そりゃ、なかなか便利そうだな 結子「で?ミアはどうしたの?」 澪「え?ちゃんといるよ?ほら、ここ すると、澪の腰の辺りから、ミアが現れた おい、ミア。そこ代われ
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