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「入学、おめでとう!」
学校に入って、入学式が行われる会場に来た俺と結子。
今は校長の挨拶だ
…にしても…
勝「ここ広いよな~」
どう見ても、100mはあるんじゃねえか?
結子「当たり前でしょ。ここで使い魔の召喚やったり、実技やったりするんだから」
勝「納得」
しかし、校長の話が長い。
早く終わんねえかな…
「それではここで、生徒会長からの挨拶です」
勝「お、会長さんのおでましか~。確か、使い魔が六大聖獣だっけ?」
結子「えぇ、属性は風。巨鳥ガルダだったはずよ」
勝「しかし、すげぇよな。六大聖獣なんてよ。やっぱ、学校最強なだけあるよな」
ここ国立召喚士育成学校の生徒会長になる条件として、一番強いことが挙げられる
結子「おまけにカッコイイもんね~。誰かさんとちがって」
勝「…どういうことだ?」
結子「そのままの意味よ」
そう言うと、また前を向く結子。
勝「言っておくがな、俺もゆくゆくは強くなるし、顔だって…」
結子「はいはい、わかったわかった。とりあえず、入学式も終わったし行くわよ」
ふむ、どうやら気づかない間に終わっていたみたいだ
勝「さて、教室の確認でもしますかな」
そのまま、外に向かう
結子「私たちは同じCクラスよ。なに?あんたまだ見てなかったの?」
勝「当たり前だ。誰かさんが俺の視界を奪ってたから…」
スチャ
勝「すまん、謝る。だから、その俺の目を狙う二本の指をしまっておくれ」
あんな痛みは、もうごめんだ
結子「わかったならいいのよ。それじゃ、いくわよ」
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