二章

20/25
前へ
/87ページ
次へ
あのあと、見つかりそうになったとき…… 河野「すまん!直生!」 直生「え?なにg河野「そいや」うわぁっ!?」 ガタンッ! いきなり、足の裏を押し付けられたと思えば、そのままロッカーの外へ蹴り出された 直生「ウググ……蹴るなんて聞いてな……」 そこで思い出す。今、自分がおかれている状況を 恐る恐る、直生は顔を上げた そこにいたのは…… 「「「「「…………………」」」」」ゴゴゴゴゴゴゴ 使い魔に攻撃準備を取らせた、先輩方 直生「えっと……僕は無関係……て言ったら、許してくれますか?」 「「「「「無理」」」」」 直生「ははは……ですよねぇ……………。申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁ!!!」 直生は一気に駆け出し、逃走を開始した 「覗きよ!許さないわ!『サンダー』!」 「『ウォーターパイル』!」 「アイル!『ファイヤーアロー』!」 逃げる後ろから先輩方が攻撃を仕掛けてきた 直生「ひ、人にはヤバイですって!うおっ!?」 危機を感じ、頭を傾けると、その真横を炎の矢が通り抜ける 直生「無理無理無理ぃぃぃぃぃ!?!?」 直生はそのまま校舎内を逃げ回ったようだ そして、河野はというと… 河野「よし、もう大丈夫だな」 女子更衣室の通気孔から逃げたようだった
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

177人が本棚に入れています
本棚に追加