サバイバル

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「え~本日は晴天となり、素晴らしいサバイバル日和に……」 数日後、俺達……いや、全校生徒はホールに集まっていた 今日はいよいよサバイバル当日。昨日の夜は、少し楽しみで、なかなか寝つけなかった そのせいか、今前で話している校長の話が、全く頭に入ってこない 今にも寝そうなのだが… 勝「……………ぐぅ」コテン 結子「寝るな」ギュッ! 勝「イッ!?………力加減は出来ないのかよ……」 このように、隣の結子におもいっきり太もも辺りをつねられる どうでもいいけど、あれ、かなりいたいよね? 「以上、校長先生でした。続いて、桂川先生からの説明です」 お、校長の次はナルシー先生か 結子に何回もつねられたため、すっかり目を覚ました俺は、壇上に上がるナルシー先生をみた うん、相変わらずのアフロだ。気のせいなのか、以前よりもボリュームが増している気がする ナルシー「さぁ!ついにこの日が来まシタ!生徒の皆さんは、もうすでに説明を聞いていると思いマス!各自、普段から学んだことヲ精一杯出しきって頑張ってくだサイ!このサバイバルは、知恵や実力、運の他にも、チームメイトとの絆も試されマス!優勝目指して、頑張ってくだサイ!!」 いつも通りのテンションで、話を進めるナルシー先生。話している間も、激しく動くため、アフロがボンボン跳ねている …………笑っていいかな? 結子「ダメに決まってるでしょ」 勝「ですよ……て、何で口に出してないのに分かったんだよ」 結子「顔」 人はそれを読心術と呼ぶんだぜ?
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