177人が本棚に入れています
本棚に追加
「え~本日は晴天となり、素晴らしいサバイバル日和に……」
数日後、俺達……いや、全校生徒はホールに集まっていた
今日はいよいよサバイバル当日。昨日の夜は、少し楽しみで、なかなか寝つけなかった
そのせいか、今前で話している校長の話が、全く頭に入ってこない
今にも寝そうなのだが…
勝「……………ぐぅ」コテン
結子「寝るな」ギュッ!
勝「イッ!?………力加減は出来ないのかよ……」
このように、隣の結子におもいっきり太もも辺りをつねられる
どうでもいいけど、あれ、かなりいたいよね?
「以上、校長先生でした。続いて、桂川先生からの説明です」
お、校長の次はナルシー先生か
結子に何回もつねられたため、すっかり目を覚ました俺は、壇上に上がるナルシー先生をみた
うん、相変わらずのアフロだ。気のせいなのか、以前よりもボリュームが増している気がする
ナルシー「さぁ!ついにこの日が来まシタ!生徒の皆さんは、もうすでに説明を聞いていると思いマス!各自、普段から学んだことヲ精一杯出しきって頑張ってくだサイ!このサバイバルは、知恵や実力、運の他にも、チームメイトとの絆も試されマス!優勝目指して、頑張ってくだサイ!!」
いつも通りのテンションで、話を進めるナルシー先生。話している間も、激しく動くため、アフロがボンボン跳ねている
…………笑っていいかな?
結子「ダメに決まってるでしょ」
勝「ですよ……て、何で口に出してないのに分かったんだよ」
結子「顔」
人はそれを読心術と呼ぶんだぜ?
最初のコメントを投稿しよう!